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トピックス

2018.10.5

【地域情報】”スマイル いなさ” 稲佐地区高齢者ふれあいサロン開設式

 

平成30年10月5日(金)、稲佐山登山道入口の近くにある【稲佐コミュニティ消防センター】におじゃましてきました。

 

 

長崎市稲佐地区の高齢者ふれあいサロン『スマイル いなさ』の開設式が行われる会場です。

 

 

 

会場にはたくさんの地域の高齢者の方々がお集まりになり、長崎市中央総合事務所地域福祉課課長や稲佐地区連合自治会長、他多数の御来賓も臨席されたなかで手作りながらも立派な開設式が執り行われていました。

 

長崎市で57番目となる高齢者ふれあいサロンだそうで、本日を第1回目として毎週金曜日の9:30~11:30年間48回開催されるとの報告がありました。

 

サロンの松本会長や稲佐地区担当の市保健師さん、淵地域包括支援センターの職員さんなどのお話を聞くと、このサロン発足までの努力と活動にはかなりのパワーが必要だったとのことです。しかしながら、会長さんをはじめとした地域の有志の皆様を中心に、わずか4ヶ月ほどで準備を整えられて本日の開設式を迎えられたそうです。

 

 

 

開設式とオリエンテーションが終わると、さっそく体操の時間。

 

皆さんお元気です。

この地域の長崎市在宅支援リハビリセンターとなっている小江原中央病院の理学療法士さんが楽しく正しく、体操の説明・指導をされました。ゆっくりと時間をつかって体を伸ばしたり筋力を強くしたりする体操ですが、この体操の名前は「せーのぉ体操」と言うそうです。

 

長崎市内の他のふれあいサロンでも実施されている介護予防体操で、この稲佐地区の「スマイル いなさ」でも「せーのぉ体操」を続けていかれる計画で、楽しく効果的な体操が身につくようにサロンリーダーさんたちも練習して生活に根付く運動を目指すそうです。

 

参加された皆さんのイキイキとした表情と動きが印象的でした。

 

体操の効果を確認するために、定期的な体力測定もされるそうです。

 

 

 

体操がおわったら茶話会です。

 

 

体を動かすだけでなく、高齢者の皆さんが集まって参加者同士の交流の機会をつくることもふれあいサロンの大きな目的だそうです。

 

昔は各地域に井戸があり、生活用水を取りに集まるなかで井戸端会議という交流の場がありましたが水道などが普及して地域の人々の交流の場が減ってしまい、閉じこもり、認知症、運動不足、体力低下などの問題につながると言われています。

そういった井戸端会議の替わりになるような、気軽に集まって自由におしゃべりするといった茶話会も毎回実施されるとのことでした。

 

茶話会の中でサロンリーダーさんとお話ししたところ、「これから年間48回も開催していく計画だけれども、続けていけるかしら……」と不安な気持ちを吐露してくださいました。

 

今日の参加者の皆様の雰囲気を見ていると大丈夫そうな気もしましたが、シンフォニー稲佐の森としても何らかの関わり、支援ができれば幸いかと思いました。

 

稲佐地区の皆様、本日は高齢者ふれあいサロン【スマイル いなさ】の開設、おめでとうございます。

 

これからも、健康で安心と生きがいのある地域となっていかれますように……

 

                                         稲佐の森連携室 相談員 宮川

 

稲佐地区高齢者ふれあいサロン

  スマイル いなさ

    日 時;毎週金曜日(月4回) 9:30~11:30

    会 場;稲佐コミュニティ消防センター 2階

    内 容;軽い体操、脳トレーニング、レクリエーション、出前講座、茶話会、体力測定など