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【イベント報告 12/9】瑞宝太鼓・南高愛隣会さん
平成30年12月9日(日)、シンフォニー稲佐の森において
今年度最後のイベントとなる『瑞宝太鼓』を開催しました。
寒い週末となったこの日でしたが、多くの方がシンフォニー稲佐の森に足を運んでくださいました。
今回、そんな寒さを吹き飛ばすようなステージを準備してくださったのは4名の瑞宝太鼓の団員さんです。
プロの太鼓楽団である瑞宝太鼓さん。
その活動の場は長崎県内にとどまらず、フランスを始め世界6カ国からお呼びがかかるほどの大変素晴らしいグループさんです。
ただ、最初にステージに4名が登場された時に感じたことを率直にお伝えしますと、
「え、4人だけ?大丈夫?」という気持ちが湧き出ました。
しかし、パフォーマンスが始まるやいなや、その心配は無用のものであるとわかりました。
太鼓の音の迫力だけでなく、
4名の皆さんの大きな動き、
ビンビンと情熱が伝わってくる表情、
楽曲の素晴らしさで
会場はアッという間に熱気に包まれました!
ステージの後半では、皆さんが演奏で使っておられた貴重な太鼓を
お客様に叩かせてもらえる体験コーナーを設けてくださいました。
たくさんの利用者様、参加者様がステージに上がられて、
とても元気で生き生きとしたお姿を見ることができました。
瑞宝太鼓さんは知的障害者の皆さんが中心となって活動をされているそうです。
先にも書きましたが全国、世界の各地でプロ集団として仕事として活躍されています。
後片付けの時にスタッフさんとお話をさせていただいた時の内容をちょっとだけご報告します。
障害者の皆さんでプロとして活動していくことはまだ珍しく、うまくいかないこともあるとのことですが、
障害を持つ多くの方々の先駆け、先導役としてもっと活躍していきたいとの目標もあるそうです。
同じ福祉の世界の仲間である瑞宝太鼓さん(https://www.zuiho-taiko.jp/)、
母体となっている社会福祉法人 南高愛隣会さん(http://www.airinkai.or.jp/)の活動は
シンフォニー稲佐の森としても参考になり、刺激になる存在です。
そういった意味でも、今回はとても素敵なイベントとなりました。
本イベントで今年度の行事は最後となり、
次回イベントは4月に実施する予定となっています。
これからもシンフォニー稲佐の森をどうぞよろしくお願いいたします。