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福祉文化通信
みなさんこんばんは。
こちらは理事長です。
今日、顧問社会保険労務士から新春レターが届きました。今年の大きなテーマは、やはり何と言っても「働き方改革」。サブテーマは、①労働時間の適正化、②有期社員の雇用安定化、③同一労働同一賃金です。しかしながら、その成功例はまだまだ少なく、対応には『時間あたり生産性重視型経営への転換』が不可欠とのこと。また、「同一労働同一賃金」の考え方をいかに組織文化へと昇華させていくかも喫緊の課題となります。わたくしたちも、先ずは就業規則の全面見直しや経理実務のキャッシュレス化に取り組んでいるところですが、これらについては経営者一人の考えが到底及ぶことのない領域もあります。わたくしとしては、みなさんの意識がざわざわと活性化することに期待しているところです。
また、4月には民法改正による契約ルールの見直し等が行われ、他方では個人情報保護を巡るルール整備もより広く深くなる見通しのようです。これらの気運の高まりによって、わたくしたちが提供しているサービスにもじわじわと影響が出てくることが考えられます。みなさんにもこれらのことを気に留めておいてほしいと思っています。
さて、
本日、
本部事務局では、新卒採用の対応や内定者説明会の調整を重点的に行いました。
(特養)鶴舞苑IIは、(特養)くじゃくの家のデイサービスを見学に。何か新たな発見はあったかな?
(老健)シンフォニーIIは新規契約が1件。
ケアハウス稲佐の森と大村の(軽費)サンライフは初詣に。まだまだ人出があったようです。
川棚の(特養)くじゃくの家は新規入所が1件。
また、朝方ご入所者1名の救急搬送を行いましたが力およばずご永眠なさいました。ご冥福をお祈り申し上げます。
対馬の(特養)いづはらはご利用者の外出支援を実施。
それから、
本日、
社会保障審議会介護保険部会において取りまとめられた「介護保険制度の見直しに関する意見」を拝見しました。
視点は大きく分けて5つあります。
I 介護予防・健康づくりの推進(健康寿命の延伸)
II 保険者機能の強化(地域保険としての地域のつながり機能・マネジメント機能の強化)
Ⅲ 地域包括ケアシステムの推進(多様なニーズに対応した介護の提供・整備)
Ⅳ 認知症施策の総合的な推進
Ⅴ 持続可能な制度の構築・介護現場の革新
個人的にはⅤが一番の関心事なのですが、みなさんはいかがでしょうか。是非興味があるところから介護保険制度の森へ入ってみられては!